ゆるく生きる、気楽に生きる。
私も会社員を辞めて、そんな生き方がいいな、と憧れてきた。
中年のアルバイト暮らし。
「学生みたいに生きたい」、というのが自分の願いだった。
いつの日か、その思い通りのストーリーが始まっていた。
が、辞めてみると、そう簡単ではなかったな。
気持ちの問題で。
長い間勤めていた会社を早期退職したんだけども
辞めることは、
定期的に給与が口座に振り込まれることが止まる、だけじゃなくて、
人間関係がごそっとなくなる、
社会から求められる役割がなくなる(と思い込む)、
というような、心を不安にさせる材料がごそっと出てきちゃう。
ようやく、社会保険や税金の切り替えの手続きを済ませたり
公共職業安定所・ハローワークへの通所を開始したり、
退職後の一連の作業が終わり、
晴れて、無職求職者となっているのだが・・・。
当面の生活費は蓄えから出すとしても、
家族以外の誰からも連絡がほぼなくなる、とか
毎日やることがない、とか
そういうことが、結構こたえる。
人間関係が所属していた会社の肩書きで成立していた事がよく分かり・・・、
何だか自分の存在価値が急にゼロになったような気がしたり。
定職につかず、生きていくために必要なお金だけ
アルバイトをして生きる
「中年フリーター」になろうか、とも思うのだが、
意外とプライドというようなものがあったりするんだよね。
社会的にはただのおっさんなのに
時給千円ちょっとのアルバイトにいざ向き合うと
少し「シュン」となってしまったり・・・。
「しばらくは働かずに休みたい」と思っていたけど、
どこかに所属していることの方が、それがたとえ隷属的だったとしても
孤独感という点からは「楽」なことに改めて気づいたりして。
ま、しばらくは、この「孤独感」をお腹に抱きながら
無職求職中の57歳として、
次の一手を考えてみることにしよう。
#中年フリーター #早期退職 #ハローワーク
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