2023年5月25日木曜日

1日一食は良い悪い?そして私はプールへ行けるか

 1日一食を続けている。朝、昼は野菜ジュースを飲んで、夜はしっかりと食べる。夜はアルコールも飲む。そのきっかけは、甲田光雄さんの「少食が健康の原点」だ。

 もともと私は山を走るトレイルランニングをやっていて、世界的な山岳ランナーのスコット・ジュレックがビーガン(完全菜食主義)だったことから、「食べること」にこだわっていた。スコット・ジュレックは「EAT & RUN」という著作があり、それにだいぶ感化された。彼は、肉などの動物性タンパク質を食べると体が動かなくなるといい、菜食が最も自分の体をよく動かしてくれる、という。また、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」も好きな本で、この中の「食べ物は情報だ」という言葉が非常に印象に残っている。言語が脳の情報であるように、食べ物は身体に情報を与え、体を作っていく。悪い例が記憶に残るが「添加物は身体に太りなさい、という情報を与えている」という。そんなことから、スロージューサーを使った「野菜ジュース」を何年も前から自分で作って飲む、ということをやっていた。

 私は結局菜食主義者にはならなかった(やろうと思ったがうまくいかなかった)が、食への関心は衰えず、何かのきっかけで甲田先生の「少食が健康の原点」を手に取った。帯の宣伝に「サンプラザ中野さんも激賞」という文字が踊っていたことも関係したのかもしれない。医者である甲田先生は、多くの病気は「食べ過ぎ」が元になっていて、胃のなかで消化されずに残った食べ物が悪さをしているとの考えから、断食療法を進めてきた方だ。私は健康になりたいと思ったわけではないが、妙に惹かれて去年の夏から食事の回数を減らす試みを始めた。その前後で作曲家の三枝成彰さんが書いた「無敵の1日1食」なども読んで自分なりに考えた。食事を摂ると眠くなってしばらく動けなくなる、という悩みも抱えていた自分にとって「食物を消化するのは大きなエネルギーが必要」「1日3食は多すぎる」などの言葉が結構理解できたのだ。

 当時「プチ断食するといい」という知り合いもいて、私もやってみることにした。朝に人参やキャベツ、青菜などをスロージューサーで野菜ジュースを1リットルほど作り、朝飲んで、水筒に残りを昼時用に職場に持っていき飲む。これを始めた。これで職場での仕事は結構調子がいいのである。夜は食べたいだけ食べる。酒も飲む。ただし早寝早起きになった、夜10時前には休んで、午前4時には起きる。家族からはだいぶ反対されたが、凝り性の私はハマってしまい、いつの間にか習慣になり今日まで続けてきた。

 ただ、これが本当に良いのかどうか、最近また問いかけが始まっている。それは、この冬以降、これまでずっと習慣にしてきた週2回のプール通いができなくなってしまったからだ。夕方になるとエネルギーが切れて「泳ぎたい」と思えない。でも一日1食はいいと感じている。泳ぐと気持ちいい感じも実感していたい。しかも習慣として。


この悩みをどう解消していくか、明日以降のブログでまた書きます。

#1日一食

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