2023年5月12日金曜日

複利ということについて

  きのうの「金持ち父さん、貧乏父さん」に続いて、けさは「ロバートアレンの実践!億万長者入門」を読んだ。本の導入で説かれているが、1日1ドルを年利3%から20%で投資していくと何年で1億万長者になれるかというもの。単利だと20%の利率で32年かかって100万ドルになる計算だが、複利にすると規模ががらりと変わる。20%の利率で66年間毎日1ドルを投資していくと10億ドルとなるというものだ。第1章の冒頭で、アルバート・アインシュタインの「数学におけるもっとも偉大な発見は、”複利”である」という言葉を引用している。

 著者のロバート・アレンが読者に強く勧めているのが、1日でも早く投資を始め、長期間続けるというものだ。これは複利がどれだけ大きな果実を産むかを理解しているからだ。そのための前提として、普段の生活から無駄を取り除き、いかに投資に振り向ける金額を大きくするか、さらに収入の源泉を複数にすることが必要だとしている。そして、投資の方向として提案しているのが株式投資、不動産投資などである。

 昨日勝間和代さんのYoutubeを見えていたら、ちょうど「RIET(不動産投資信託)」を勧めていた。不動産物件を自分で探すのは躊躇するが、RIETで投資するのも一つの手かと思った。また、投資の方法について勝間さんは「ドルコスト平均法」を推奨していて、まとまった資金があったとしても月々の単位で長期間投資することを推奨している。これは、長期的に世界全体では少しずつでもインフレ傾向となっていて、短期の上がり、下りに左右されず、月幾らと金額を決めて投資していけば、高値の時は少し買い、安値の時は多く買うという行動になり、結果として5年、10年、20年という単位では複利で資産が増えていくという考え方に基づく。

早速、行動に移してみたいと思った。



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