2019年1月17日木曜日

「メモの魔力」を読んで 〜「抽象化」は人間に与えられた最強の武器だ

前田裕二さんの「メモの魔力」(幻冬社&NewsPicks)を読む。著者は常にメモを取る。自分が聞いたこと、自分が感じたこと、何か心に響いたものは全てメモに取る。メモを取るだけではない、そのことを自分の言葉で「抽象化」していく。「抽象化は人間に与えられた最強の武器」だと著者は述べている。私は毎日色々なことを聞き、感じ、考えているが、そのことを言葉にしてメモを取って見ると、自分の思考が整理される。一昨日、この本をアマゾン・kindleで購入して読んでから、読書メモを始めただけでなく、仕事でもメモを取ることを必須にしてみた。仕事への取り組みが変わった。これは一変した、と言ってもいい。昨日の会議では、社内の課題事項について、担当者からヒアリングした。メモを取りながら内容を抽象化する事で、様々な問題点がパッと整理できたことに気付いた。非常に初歩的な話かもしれないが「メモを取る」ということの有用性を感じた。著者はさらにメモを取る際のノートのスタイルに大切なことを教えている。ノート見開きの左側に「ファクト=事実」を書く。そして見開き右側にそのメモを元に「抽象化」する欄と、さらにそれを「転用」するスペースを作ることを推奨している。このブログも著者の「抽象化は人間に与えられた最強の武器だ」という言葉をメモし、自分は大学時代から「論考」という自己内省のノートを書いてきたことを思い出し、その転用としてこの「ブログ」を書いている。「人間は抽象化、そして言語化することによってクリエイティビティjを獲得している」のだ。
#メモの魔力 #前田裕二 #思考 #抽象化 #言語化

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